洋服を選ぶとき、なんとなく今日はこの色が着たい、とふと手が伸びることがあります。
気分に合わせてインテリアの小物の色を変えたくなる日もあります。
色に惹かれるそのとき、もしかしたら身体のどこかが「このエネルギーが必要だ」とサインを出しているのかもしれません。
チャクラと色の関係を知ると、そんな日常の小さな感覚に、少し違う意味が生まれてきます。
チャクラとは、インドの伝統的な思想に由来するエネルギーの概念です。
背骨に沿って7か所に存在するとされ、それぞれが特定の色・感情・身体部位と対応していると言われています。
この記事では、7つのチャクラの色と意味を一覧形式でわかりやすく解説するとともに、色を日常生活に活かす方法や、バランスが崩れたときのサインについてもお伝えします。
- チャクラとは何か、色との関係の基本
- 7つのチャクラそれぞれの色・位置・感情・意味
- 洋服・インテリア・食べ物を使ったチャクラ色の日常的な活かし方
- チャクラのバランスが崩れているときのサインと整え方
- よくある疑問への丁寧な回答
チャクラと色の関係とは
チャクラという言葉は、インドのサンスクリット語で「車輪」や「円」を意味します。
人体には7つの主要なチャクラがあり、骨盤の底(会陰部)から頭頂部へ向かって背骨のラインに沿って並んでいると考えられています。
それぞれのチャクラは車輪のように回転しながらエネルギーを出し入れし、心と体のバランスを保つ役割を果たすとされています。
チャクラが整い、エネルギーの流れがスムーズなとき、心身は健康で活力に満ちた状態になると言われます。
一方で、どこかのチャクラのバランスが崩れると、感情の揺れや身体の不調としてあらわれることがあると解釈されています。
チャクラと色の関係が生まれる背景には、エネルギーの周波数(波長)という考え方があります。
それぞれのチャクラが持つエネルギーの周波数は異なっており、光のスペクトルである虹の7色と対応していると言われています。
赤からはじまり、オレンジ・黄・緑・水色・藍・紫(または白)へと続くチャクラ色は、まるで体の中に虹が宿っているようです。
このチャクラの考え方はインドの伝統医学「アーユルヴェーダ」やヨガの実践と深くつながっており、インド政府のAYUSH省(アーユルヴェーダ・ヨガ・伝統医学担当省)でも、その知識体系が国家レベルで保護・研究されています。
7つのチャクラの色と意味を一覧で解説
ここからは、7つのチャクラそれぞれの色・位置・意味を順に紹介します。
「チャクラ色」「チャクラと色」という視点で読んでみると、自分の心や体の状態と照らし合わせやすくなります。
第1チャクラ:赤・ルートチャクラ
第1チャクラは「ルートチャクラ」とも呼ばれ、骨盤の底(会陰部・尾骨付近)に位置します。
対応する色は「赤」です。
このチャクラは、生きるための基盤、安全・安定・安心を司ります。
「地に足がついている感覚」「毎日を安心して生きられる力」の根幹にあるチャクラと言えます。
第1チャクラのエネルギーが整っているとき、自分を信頼し、安定した気持ちで日常を過ごせます。
一方でバランスが崩れると、根拠のない不安感や生活への漠然とした恐れを感じやすくなると言われています。
赤は情熱・生命力・意志の色でもあり、活力が落ちていると感じるとき、赤いものを身につけることで第1チャクラを刺激できるとも言われています。
第2チャクラ:オレンジ・サクラルチャクラ
第2チャクラは「サクラルチャクラ」と呼ばれ、おへその下あたり(丹田)に位置します。
対応する色は「オレンジ」です。
このチャクラは、感情・創造性・喜び・自立心を司ります。
豊かな感受性、自分らしい表現、そして人生を楽しむ力の源とも言えます。
第2チャクラが整っているとき、感情のバランスが取れており、日々の中に喜びを感じやすくなります。
バランスが崩れると、無気力になったり、感情が不安定になったりすることがあると解釈されています。
オレンジは温かさと活力の色です。
創造的なことに取り組みたいとき、オレンジ色のものを取り入れると気持ちが前向きになりやすいとも言われています。
第3チャクラ:黄・ソーラープレクサスチャクラ
第3チャクラは「ソーラープレクサスチャクラ」と呼ばれ、みぞおちの辺りに位置します。
対応する色は「黄」です。
太陽を連想させる黄色は、自己肯定感・自信・行動力・意志の力を象徴します。
「自分を信じて選択できる力」「自分らしく生きることへの自信」に関わるチャクラです。
第3チャクラが整っているとき、決断力があり、自分の意見をしっかり持って行動できます。
バランスが崩れると、自信が持てなくなったり、他者の評価に振り回されやすくなったりすることがあると言われています。
太陽の光を浴びながら外を歩く、キャンドルの炎を眺めるなど、「光・温かさ・明るさ」に触れることが第3チャクラを整えるきっかけになるとされています。
第4チャクラ:緑(またはピンク)・ハートチャクラ
第4チャクラは「ハートチャクラ」と呼ばれ、胸の中央(心臓付近)に位置します。
対応する色は「緑」、または愛を象徴する「ピンク」が用いられることもあります。
このチャクラは、愛・思いやり・感謝・つながりを司ります。
自分自身への優しさ、他者への共感、そして人や自然との調和を生み出すエネルギーの中心です。
ハートチャクラが整っているとき、自分にも他者にも寛容でいられ、温かい人間関係を築きやすくなります。
バランスが崩れると、人を信頼できなくなったり、孤立感を感じやすくなったりすることがあると言われています。
緑は自然・癒し・再生の色です。
植物や森に触れる時間を持つことは、ハートチャクラを整える自然なアプローチとして多くの人に語られています。
[森林浴とは?意味・効果・やり方・発祥をやさしく解説【アーシングとの相乗効果も】]も、ハートチャクラを意識した実践として参考になるでしょう。
第5チャクラ:水色・スロートチャクラ
第5チャクラは「スロートチャクラ」と呼ばれ、喉・首の付け根付近に位置します。
対応する色は「水色(ライトブルー)」です。
このチャクラは、コミュニケーション・表現力・言葉の力を司ります。
「自分の本音を言葉にする力」「誠実に伝える力」の源とも言えます。
第5チャクラが整っているとき、言いたいことを自然に表現でき、自分と他者の間にある対話が豊かになります。
バランスが崩れると、本音を言えなかったり、言葉が詰まったり、自己表現に苦しさを感じることがあると言われています。
歌を歌う、日記を書く、ジャーナリングで感情を言葉にするといった実践が、第5チャクラへのアプローチとして語られています。
以下の記事も、このチャクラの観点から参考になります。

第6チャクラ:藍・サードアイチャクラ
第6チャクラは「サードアイチャクラ(第三の目チャクラ)」と呼ばれ、眉間の少し上に位置します。
対応する色は「藍色(インディゴ)」です。
このチャクラは、直感・洞察力・内なる知恵・視野の広さを司ります。
目に見えるものだけでなく、物事の本質を感じ取る力、「なんとなくわかる」という第六感的な感覚に関わります。
第6チャクラが整っているとき、判断が冴え、直感的な気づきが日常に増えてきます。
バランスが崩れると、混乱しやすくなったり、思考がまとまらない感覚が生まれることがあると言われています。
情報から少し離れる時間を作ること、朝日や夕陽を眺めること、静かに瞑想する時間を持つことが、このチャクラへのアプローチとして語られています。
以下の記事も合わせてご覧ください。

第7チャクラ:紫(または白)・クラウンチャクラ
第7チャクラは「クラウンチャクラ」と呼ばれ、頭頂部に位置します。
対応する色は「紫(バイオレット)」、または純粋さを象徴する「白」が用いられることもあります。
このチャクラは、宇宙とのつながり・精神的な成長・高次の意識・悟りを司ります。
「自分を超えた大きな流れの中に生きている感覚」「人生に深い意味を感じられる状態」に関わるとされています。
第7チャクラが整っているとき、物事を広い視野で捉えられ、深い平和と感謝の中にいられます。
バランスが崩れると、人生の意味を見失ったり、深い疲労感や孤独感が続くことがあると言われています。
このチャクラは、第1〜第6チャクラすべてが整うことでより開きやすくなるとされています。
星空を眺める、自然の中で静かに過ごす、睡眠の質を丁寧に整えるといった日常の積み重ねが、クラウンチャクラへのアプローチとして語られています。
チャクラの色を日常生活に活かす方法
チャクラと色の関係を知ったら、それを実際の暮らしの中で活かしてみましょう。
難しいことは何もありません。
今の自分に必要だと感じるチャクラの色を意識的に取り入れるだけで、心と体に変化のきっかけが生まれることがあります。
洋服の色でチャクラを整える
今日の気分や、強化したいエネルギーを意識して洋服の色を選ぶのは、もっとも手軽なチャクラ色の活用法です。
「自信を持ちたい日」には第3チャクラに対応する黄色やからし色を。
「人と温かく関わりたい日」にはハートチャクラの緑やピンクを。
「静かに集中したい日」には藍やグレーがかった水色を。
毎朝クローゼットの前で迷ったとき、チャクラの視点から「今日の自分は何を必要としているか」を感じてみると、色選びが自己観察のひとときになります。
インテリアや小物に色を取り入れる
部屋のインテリアや日常使いの小物に、整えたいチャクラの色を取り入れることもできます。
デスクの上に緑のポットを置く、枕元に紫の布を敷く、洗面台に水色のタオルを使うなど、小さな変化から始めてみてください。
目に入る色は、意識しなくてもエネルギーに影響を与えると言われています。
フラワーアレンジメントや植物を選ぶときにも、チャクラ色を意識してみると、空間が心地よく整っていく感覚を味わえるかもしれません。
食べ物の色でチャクラにアプローチする
食べ物の色もまた、チャクラと関係していると言われています。
赤いトマトやにんじんは第1チャクラ、オレンジのかぼちゃやみかんは第2チャクラ、黄色のレモンやバナナは第3チャクラ、緑の野菜はハートチャクラ、とそれぞれ対応しているとされています。
スーパーで旬の食材を選ぶとき、「今日はどの色の食材が気になるか」を感じながら選んでみると、食事の時間が自分の状態を知るひとときになります。
色とりどりの食材を取り入れることは、栄養バランスの観点からも自然な選択です。
チャクラのバランスが崩れているサインと整え方
チャクラのバランスが崩れると、感情や身体のさまざまなサインとしてあらわれてくることがあります。
気になるサインがあるとき、そのチャクラに意識を向けてみましょう。
バランスが崩れているときのサイン
根拠のない不安感が続く・毎日に活力が感じられない(第1チャクラ)、感情の波が激しい・創作意欲が湧かない(第2チャクラ)、自信が持てない・他者の目が気になりすぎる(第3チャクラ)、人を信じられない・孤立感がある(第4チャクラ)、本音が言えない・喉がよく詰まる(第5チャクラ)、思考が散らかり集中できない・直感が鈍い気がする(第6チャクラ)、人生の意味がわからなくなる・慢性的に疲れる(第7チャクラ)。
こういったサインが出ているとき、対応するチャクラの色を意識したり、関連する実践(瞑想・自然との接触・自己表現など)を取り入れてみましょう。
チャクラを整える基本的なアプローチ
7つのチャクラに共通して効果的とされるアプローチがいくつかあります。
まず、深呼吸です。
ゆっくりと深く息を吸って吐くことで、エネルギーの流れが整うと言われており、特別な道具も時間も必要ありません。
次に、自然との接触です。
裸足で土の上を歩く(グラウンディング)、森の中を散歩するといった実践は、特に第1〜第4チャクラを整えるアプローチとして広く語られています。
また、瞑想も有効です。
静かに座って各チャクラの位置に意識を向け、その色のエネルギーが満たされていくイメージを持つ「チャクラ瞑想」は、全体のバランスを整えるための伝統的な実践です。
そして、自己表現です。
日記を書く、歌う、絵を描く、感情を言葉にするといった創造的な行為は、第2・第5チャクラを中心に、全体のエネルギーに働きかけます。
チャクラはひとつだけ集中して整えるより、全体のバランスを整えることが理想とされています。
まず自分が気になるチャクラから始め、少しずつ全体へとアプローチを広げていきましょう。
よくある質問(Q&A)
Q. チャクラと色は科学的に証明されていますか?
A. チャクラの概念はインドの伝統的な思想・医学に由来するものであり、現代の西洋科学とは異なる枠組みで語られるものです。
科学的な証明という意味では、まだ研究段階のテーマが多く残っています。
ただし、チャクラを基盤とするアーユルヴェーダやヨガの実践については、インド政府AYUSH省が国家レベルで研究・推進しており、世界保健機関(WHO)もアーユルヴェーダを伝統医学のひとつとして認識しています。
「こういう見方がある」として自分の感覚と対話しながら活用するのが自然な付き合い方です。
Q. チャクラの色は何で決まっているのですか?
A. 各チャクラが持つエネルギーの周波数(波長)と、光のスペクトル(虹の7色)が対応しているという考え方から来ています。
第1チャクラ(赤)は振動が遅く重い、第7チャクラ(紫)は振動が速く軽いとされており、この順番が虹の色のスペクトルとも重なっています。
Q. 自分のどのチャクラが乱れているか、どうすればわかりますか?
A. 日常の感情・体調・行動パターンを観察することが、まずの手がかりになります。
「最近こんな感情が続いている」「体のこの辺りが気になる」といったサインを、この記事の各チャクラの説明と照らし合わせてみてください。
[ジャーナリングとは?意味・やり方・日記との違いを体験談とともに解説]のような内省の実践も、自分のチャクラの状態を知るきっかけになります。
Q. 複数のチャクラを同時に整えることはできますか?
A. できます。
深呼吸・瞑想・自然との接触といった実践は、特定のチャクラだけでなく全体のエネルギーに働きかけるものです。
7つのチャクラは相互に影響し合っているため、全体のバランスを意識したアプローチが最も効果的とされています。
Q. チャクラの色と洋服の色、どうやって選べばいいですか?
A. 「今日、何色が着たいか」という直感を大切にしてみてください。
無意識に選ぶ色には、そのとき必要なエネルギーのサインが宿っていることがあります。
チャクラの意味と照らし合わせながら、「今の自分は何を求めているか」を考える手がかりにするのがおすすめです。
Q. ハートチャクラはなぜ緑とピンクの2色があるのですか?
A. チャクラの色は伝統によって少し異なることがあります。
緑は自然・癒し・再生のエネルギーを、ピンクは愛・柔らかさ・思いやりのエネルギーを象徴するとして、ハートチャクラの両面を表しています。
どちらも「愛の中枢」というハートチャクラの本質を表しており、どちらが正しいというわけではありません。
まとめ
- チャクラはサンスクリット語で「車輪」を意味し、背骨に沿った7か所のエネルギーポイントを指す古代インドの概念で、アーユルヴェーダやヨガの伝統に深く根ざしている
- 7つのチャクラと対応する色は、赤(第1/ルート)・オレンジ(第2/サクラル)・黄(第3/ソーラープレクサス)・緑=ピンク(第4/ハート)・水色(第5/スロート)・藍(第6/サードアイ)・紫=白(第7/クラウン)という虹の順に並ぶ
- 各チャクラは感情・身体部位・人生のテーマとそれぞれつながっており、どのチャクラが乱れているかを知ることで、自分の状態を深く理解するヒントになる
- 洋服・インテリア・食べ物の色を意識するだけで、チャクラへのアプローチを日常に取り入れられる
- 深呼吸・瞑想・自然との接触・自己表現が、全体のチャクラバランスを整える基本的なアプローチとして広く語られている
- チャクラの色は科学的概念とは異なる枠組みのものだが、自己観察と内省のツールとして、日常の感覚と対話しながら活用できる
チャクラと色の関係を知ることは、自分の状態を映し出す鏡を持つようなことです。
今日、クローゼットの前でなんとなく手が伸びた色が、自分の内側に何かを語りかけているかもしれません。
その小さな気づきを大切にしながら、7色のエネルギーと日々の暮らしをゆっくりつなげていきましょう。
▶チャクラの整え方としても活用できる瞑想の実践に興味がある方は、[瞑想とは何か?初心者でも3分でわかる意味・やり方・効果を完全解説]をあわせてご覧ください。
▶また、第4チャクラ(ハートチャクラ)を整える自然のアプローチとして、[アーシングとは?意味・効果・やり方・怪しいと言われる理由まで徹底解説]も参考になります。


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